頑張り過ぎない

2015年12月に肝臓ガン末期で1年はもたないと言われた母。最近、歩くことがかなり厳しくなり、食欲もめっきり落ちてきました。

となると、介護するほうは前より時間と忍耐が必要に。特に仕事の締め切り前だったりすると、時間のなさから気持ちに余裕がなくなり、「あああぁぁぁ~!」と頭をかかえて思わず叫びたくなってしまいます。叫びませんけどね。

でもそんな時、頑張ることをやめることにしてます。
正確に言えば、頑張ることをやめることができるようになってきました。

たとえば、トイレに連れて行こうと母に声をかけます。
母は体のしんどさから「行きたくない」と言います。
そんなとき、数ヶ月前なら「え~、お願いだから行こうよ、ねっ、お願い!」と時間をかけて説得してトイレに連れて行ってました。
でも最近は、お世話になっている小規模多機能ホームに電話してスタッフの方にヘルプに来てもらってます。すると母も素直にトイレに行くし、素人の私があれこれやるより、テキパキ早く、何より母に負担なくやってもらえるし、私も時間をかけずにすみ、時間がとられることのイライラもなく、心の安定につながります。

ご飯も「食べたくない」と言われて、無理やり口につっこむわけにもいかず、「えぇぇぇ~」と困り果ていた私ですが、私だって一日3食決まって食べてるわけでもないし、1食ぐらい抜いても人間大丈夫、お腹が空けば食べる気にもなるか… と。

そうなんです。頑張らないほうが、結局、良いことに気づきました。

「頑張り過ぎない」

このことは、仕事、子育て、介護、ほぼほぼ全てのことに共通しているように思います。
子育て支援の NPOさんのお仕事をさせてもらっているのですが、「70点くらいがちょうどいい子育て。30点は間違っていてもいいと思って子育てをすれば、気持ちを楽にして子どもに接することができます。」と言っています。介護も一緒だなぁと最近つくづく思います。

「頑張る」ことは必要かもしれないですが、「頑張り過ぎない」ことは大切です。
もしかしたら「頑張り過ぎ」はみんなが不幸になるかもしれない…  そんな気がしています。

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