某プロジェクトに参加しています。ざっくり言うと「働き方を見直し新しいライフスタイルを考え、提案する」という感じでしょうか。
このプロジェクトの面白いところは、学生さん、建築家の方、デザイナーの方、銀行の方、会社員の方などいろいろな業種の人が集まっているところ。
様々業種のプロ、世代の異なる人が集まっているので、意見や発想がペタペタと張子の人形ができていくように形づいていくのがちょっと面白いんです。

某プロジェクトの前回の集まりで、いくつかの空き家物件の情報をみながら何か面白いアイデアで活用できないかという話合いがなされ、その続きとして、今回、その物件を実際に見に行ってみようということになり、「まちあるき」が実施されました。

民泊空き家活用地元ということと、以前すでに、「空き家/空き部屋活用」のためにと、空き家を探して町を歩きまわっていたこともあって、案内役をやらせていただきました。
前日にコースの確認をしながら、空き家のご近所さんへの聞き込みもしていたので、顔見知りになり、当日も快くお話を聞かせてくれました。

空き家/空き部屋活用と地域での民泊を推進する事業をしようとしている私たちにとって、こうやって歩いて町の人と話してみると、いろいろなことがわかってきます。
「やっぱり知らない人がうろうろするのは抵抗がある」とか、「空き家をもとに親子でその対処に意見の相違がうまれている」とか、よく聞く話ではあるのですが、実際そうでした。

と同時に、道で会う人が、町の良いところや昔の姿、地域の問題など、いろいろ教えてくれました。
まちのことは町の人に聞け!ですね。

「地域で何か新しいことをしたい」「地域のために何かをしたい」と思うのであれば、まずは地道に地域の人と会って話をするところから始めないといけないのかもしれないとつくづく思いました。